GODZILLA 星を喰う者のネタバレあり感想 [ゴジラ]
というわけで、見てきたのでネタバレありで感想です。
めっちゃ面白かった、と思って、検索してみたらつまらんかったって言ってる人も居ました。
まぁ、つまるつまらんは個人の自由なんで良いんだけど、若干しょんぼりw
僕はすんげぇ面白かったんで良いんですけどねw
じゃ、ネタバレアリで感想です。
最終的にはフツアと交わって新しい人類の一員として、ゴジラという驚異のある中で生命をつないでいく、という結論になってました。
最後に「ゴジラが憎いか?」という問いをハルオがしてましたけど、あれって確認だと思うんですよね。
自分はゴジラを憎んだ。 そのゴジラはなんなんだ? っていう問に対して「人間の科学が一定水準以上に達した時に現れる裁定者」っていう結論を多分得ていて。
で、そんな憎しみの原点は何か?っていうと高度に発達しすぎた文明にあると。
そんで、そんな高度な文明がなくてもゴジラの居る世界で2万年の時を経て生きていた人類フツアを知る。
そしてそんなフツアと自分の間に子供ももうけた。新しい命をつないでいく中、憎しみの対象であるゴジラを「怖い、けれど憎いとは思わない」フツアの民。
憎しみの連鎖を断つには憎しみの原点になるものを断たないといけない、でなければ、またギドラを呼び寄せる事にもつながる。
それと、ハルオが取り戻したかったのはゴジラが居ない世界ではなく、人間らしい生活だったっていう結論にもなるかも。
人間らしい→愛する相手が居て、居場所があって、飯も食えるし安心して眠れる場所もある。高度に発展した科学などなくても。 高度に発展した科学はただのオプションで、本当に人間として大事な物はハルオは最初から「尊厳」とかそういった精神性を言ってましたしね。
で、こんな定義に落ち着いたのであればこそ、あのラストなんだろうなと。
バルチャーを起動してナノメタルの増殖から無限の機械文明の再生産をする。 確かにそれは便利生活を知る我々みたいな人類からすれば良い事に見えるけれど、それをする限りゴジラはナノメタルを焼き尽くすために動き続けるし、憎しみの連鎖によってギドラ召喚の祈りになるやもしれない。
であれば、もはや人間として大事な物を取り戻したハルオが取る行動はその大事な物を守るためのものであるはずで、だからバルチャーと、まだ情報が生きているナノメタルに侵食されたユウコと一緒にゴジラに焼き尽くされるべきなんだ、という感じで。
あそこは初代ゴジラの芹沢博士が行ったオキシジェンデストロイヤーを自分を犠牲に使って葬り去る、というのと同じ印象になったのも感慨深いですね。
あれによってあの世界ではゴジラ、セルヴァムとともにフツアを始めとした人類も生き残りながら生きた情報を所有するナノメタルはなくなったわけですね。
その中で最後は命をつないでいくフツアを映しながら「オイカリサマ」という悪い呪いを引き受けて炎で焼いてくれるっていう儀式が出てくるんですけど、そのオイカリサマの形はヴァルチャーのそれ。
そんなオイカリサマに祈る子どもたちを見つめるあのマイナ達の眼差しの優しげな雰囲気は多分オイカリサマの元になってるハルオ(とユウコ)への感謝とか愛情とかそういうものが一緒くたになってる感じじゃないかなと。
あなたが選んだ道の先で、この子達はこんなにすくすく育ってますよ、みたいなね。
1作目からのノベライズを是非虚淵玄著で読みたいっすわ。
めっちゃ面白かった、と思って、検索してみたらつまらんかったって言ってる人も居ました。
まぁ、つまるつまらんは個人の自由なんで良いんだけど、若干しょんぼりw
僕はすんげぇ面白かったんで良いんですけどねw
じゃ、ネタバレアリで感想です。
最終的にはフツアと交わって新しい人類の一員として、ゴジラという驚異のある中で生命をつないでいく、という結論になってました。
最後に「ゴジラが憎いか?」という問いをハルオがしてましたけど、あれって確認だと思うんですよね。
自分はゴジラを憎んだ。 そのゴジラはなんなんだ? っていう問に対して「人間の科学が一定水準以上に達した時に現れる裁定者」っていう結論を多分得ていて。
で、そんな憎しみの原点は何か?っていうと高度に発達しすぎた文明にあると。
そんで、そんな高度な文明がなくてもゴジラの居る世界で2万年の時を経て生きていた人類フツアを知る。
そしてそんなフツアと自分の間に子供ももうけた。新しい命をつないでいく中、憎しみの対象であるゴジラを「怖い、けれど憎いとは思わない」フツアの民。
憎しみの連鎖を断つには憎しみの原点になるものを断たないといけない、でなければ、またギドラを呼び寄せる事にもつながる。
それと、ハルオが取り戻したかったのはゴジラが居ない世界ではなく、人間らしい生活だったっていう結論にもなるかも。
人間らしい→愛する相手が居て、居場所があって、飯も食えるし安心して眠れる場所もある。高度に発展した科学などなくても。 高度に発展した科学はただのオプションで、本当に人間として大事な物はハルオは最初から「尊厳」とかそういった精神性を言ってましたしね。
で、こんな定義に落ち着いたのであればこそ、あのラストなんだろうなと。
バルチャーを起動してナノメタルの増殖から無限の機械文明の再生産をする。 確かにそれは便利生活を知る我々みたいな人類からすれば良い事に見えるけれど、それをする限りゴジラはナノメタルを焼き尽くすために動き続けるし、憎しみの連鎖によってギドラ召喚の祈りになるやもしれない。
であれば、もはや人間として大事な物を取り戻したハルオが取る行動はその大事な物を守るためのものであるはずで、だからバルチャーと、まだ情報が生きているナノメタルに侵食されたユウコと一緒にゴジラに焼き尽くされるべきなんだ、という感じで。
あそこは初代ゴジラの芹沢博士が行ったオキシジェンデストロイヤーを自分を犠牲に使って葬り去る、というのと同じ印象になったのも感慨深いですね。
あれによってあの世界ではゴジラ、セルヴァムとともにフツアを始めとした人類も生き残りながら生きた情報を所有するナノメタルはなくなったわけですね。
その中で最後は命をつないでいくフツアを映しながら「オイカリサマ」という悪い呪いを引き受けて炎で焼いてくれるっていう儀式が出てくるんですけど、そのオイカリサマの形はヴァルチャーのそれ。
そんなオイカリサマに祈る子どもたちを見つめるあのマイナ達の眼差しの優しげな雰囲気は多分オイカリサマの元になってるハルオ(とユウコ)への感謝とか愛情とかそういうものが一緒くたになってる感じじゃないかなと。
あなたが選んだ道の先で、この子達はこんなにすくすく育ってますよ、みたいなね。
1作目からのノベライズを是非虚淵玄著で読みたいっすわ。
初代ゴジラとその後ゴジラの関係性で謎な個体 [ゴジラ]
ゴジラファンとしては全部のゴジラ映画を見てるわけですけども、1個体どうにも謎でしょうがない個体がいるんですよね。
それがゴジラvsキングギドラ~デストロイアに出てくるゴジラ。
小高恵美さんが三枝未希っていうサイキックやってて同一世界でのお話っていうのはOKですが、問題が起こったのはvsキングギドラから。
というのも、vsビオランテ戦後、過去にタイムワープしてゴジラの存在自体を消そうっていうのが作戦だったんですけど、ビオランテの個体は初代じゃないだろとw
タイムワープ物のよくある矛盾以上の何かを感じるのがここなんですよね。そもそも論として設定がおかしいじゃないかとw
ゴジラザウルスがゴジラになったからそれを消しちゃおうぜ、というのなら初ゴジが消えてビオゴジは残らなきゃおかしいだろとw
ま、そういうのは差っ引いてもゴジラ自体の造形がかっこいいとかメカキングギドラかっこいいとかは不変なんですけどね
どうでもいいけど、僕はポニーテール萌えな人なんですがポニーテール萌えになった原因が小高恵美さんな気がしてなりません。
当時めっちゃ好きだったんだよなー。
それがゴジラvsキングギドラ~デストロイアに出てくるゴジラ。
小高恵美さんが三枝未希っていうサイキックやってて同一世界でのお話っていうのはOKですが、問題が起こったのはvsキングギドラから。
というのも、vsビオランテ戦後、過去にタイムワープしてゴジラの存在自体を消そうっていうのが作戦だったんですけど、ビオランテの個体は初代じゃないだろとw
タイムワープ物のよくある矛盾以上の何かを感じるのがここなんですよね。そもそも論として設定がおかしいじゃないかとw
ゴジラザウルスがゴジラになったからそれを消しちゃおうぜ、というのなら初ゴジが消えてビオゴジは残らなきゃおかしいだろとw
ま、そういうのは差っ引いてもゴジラ自体の造形がかっこいいとかメカキングギドラかっこいいとかは不変なんですけどね
どうでもいいけど、僕はポニーテール萌えな人なんですがポニーテール萌えになった原因が小高恵美さんな気がしてなりません。
当時めっちゃ好きだったんだよなー。
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